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近親殺人 家族が家族を殺すとき

新潮文庫 い−99−11

出版社名 新潮社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-10-132541-5
4-10-132541-3
税込価格 693円
頁数・縦 310P 16cm

商品内容

要旨

日本の殺人事件の半数が、家族を主とした親族間で起きている。「まじ消えてほしいわ」と罵倒し、同居していた病弱な母親を放置、餓死させた姉妹。夫の愛情を独占すると憎しみをつのらせ、我が子をマンションの高層階から突き落とした母親。人はどんな理由から最も大切な存在であった家族を殺すのか。事件が起こる家庭とそうでない家庭とでは何が違うのか。7つの事件が炙り出す、家族の真実。

目次

1 まじ消えてほしいわ(介護放棄)
2 父は息子の死に顔を三十分見つめた(引きこもり)
3 ATMで借りられなくなったら死ぬしかない(貧困心中)
4 あいつがナイフで殺しにやってくる(家族と精神疾患)
5 元看護師の妻でさえ限界(老老介護殺人)
6 夫の愛情を独占する息子が許せない(虐待殺人)
7 母は、妹と弟を殺した(加害者家族)

出版社・メーカーコメント

日本の殺人事件の半数が、家族を主とした親族間で起きている。「まじ消えてほしいわ」と罵倒し、同居していた病弱な母親を放置、餓死させた姉妹。夫の愛情を独占すると憎しみをつのらせ、我が子をマンションの高層階から突き落とした母親。人はどんな理由から最も大切な存在であった家族を殺すのか。事件が起こる家庭とそうでない家庭とでは何が違うのか。7つの事件が炙り出す、家族の真実。

著者紹介

石井 光太 (イシイ コウタ)  
1977(昭和52)年、東京生れ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。国内外の文化、歴史、医療などをテーマに取材、執筆活動を行っている。2021(令和3)年『こどもホスピスの奇跡』で新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)