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口の立つやつが勝つってことでいいのか

出版社名 青土社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-7917-7599-6
4-7917-7599-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 269P 19cm

商品内容

要旨

思いをうまく言葉にできないほうが、当然なのだ。本当なのだ。どうしても理路整然とは話せない知人、酔うと後悔ばかり話し出す友だち、洗面台で流されかけている小虫、授業中に夫の死を語りつづける先生…。弱いものたちのなかにこそ、陰影のある物語は生まれてくる。『絶望名人カフカの人生論』で知られる文学紹介者による、初のエッセイ集。

目次

言葉にできない思いがありますか?
世の中こんなものとあきらめられますか?
思いがけないことは好きですか?
別の道を選んだことがありますか?
あなただけの生きにくさがありますか?
現実がすべてですか?

著者紹介

頭木 弘樹 (カシラギ ヒロキ)  
文学紹介者。大学3年の20歳のときに難病(潰瘍性大腸炎)にかかり、13年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いになった経験から『絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社/新潮文庫)を編訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)