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なぜ住まいのカーボンニュートラルは進まないのか? 今私たちがすべき住まい方とは

住総研住まい読本

出版社名 井上書院
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-7530-1770-6
4-7530-1770-2
税込価格 2,640円
頁数・縦 222P 21cm

商品内容

要旨

2050年カーボンニュートラル社会の実現を目指して私たちがすべきことは何か?今こそ“住まいのグレートリセット”が必要である。

目次

第1部 日本の現状分析と住宅分野の課題(脱炭素社会に向けた住まいのあり方
パンデミックがもたらす行動変容とエネルギー消費
住まいにおけるCO2排出の実態とさらなる削減へ向けた取組み
住宅省エネ基準の性能レベルと今後の課題)
第2部 家庭部門に求められる脱炭素の方策(住宅の省エネルギー性能表示の現状と普及に向けたカギとは
住まい手の行動を変える
住まいの木造化・木質化による吸収源対策
自然とつながるデライトフルでカーボンニュートラルな住まい・住まい方へ)
第3部 住宅のグレートリセットに向けて―パネルディスカッション(脱炭素時代の住宅におけるグレートリセット(第1回
第2回))
付録

著者紹介

秋元 孝之 (アキモト タカシ)  
1963年東京都生まれ。1988年早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修了。清水建設株式会社を経てカリフォルニア大学バークレー校環境計画研究所に留学。博士(工学)。専門は建築設備、特に空気調和設備および熱環境・空気環境。一級建築士。1999年―2007年関東学院大学工学部建築学科助教授・教授、2007年芝浦工業大学建築学科教授。2021年4月より同大学建築学部長。一般社団法人建築設備綜合協会会長(2016‐22)、経済産業省資源エネルギー庁ZEHロードマップフォローアップ委員会委員長などを歴任。主な受賞に日本建築学会賞(論文)、空気調和・衛生工学会賞技術賞など
田辺 新一 (タナベ シンイチ)  
1958年福岡県生まれ。1982年早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学大学院修了。工学博士。専門は建築環境学。1984‐86年デンマーク工科大学研究員。1992‐93年カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員。1992‐99年お茶の水女子大学助教授。1996年ローレンスバークレー国立研究所訪問研究員。1999年早稲田大学理工学部建築学科助教授。2001年から同大学教授。第57代日本建築学会会長(2021‐23年)、米国暖房冷凍空調学会フェロー、経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー小委員会長。2020年度文部科学大臣表彰科学技術賞受賞
鶴崎 敬大 (ツルサキ タカヒロ)  
1973年東京都生まれ。1997年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程を修了。同年、株式会社住環境計画研究所に入社。住宅・建築物に関わるエネルギー需要の調査・分析、省エネルギー技術・太陽エネルギー利用技術の評価、政府・自治体に対するコンサルテーション業務等に従事。2013年より取締役研究所長。2017年より産業構造審議会地球環境小委員会委員、2020年より総合資源エネルギー調査会省エネルギー小委員会委員。2017年東京工業大学大学院理工学研究科建築学専攻博士課程を修了。博士(工学)。学位論文のテーマは『社会定着に向けた住宅用太陽光発電システムの運用管理とリサイクルに関する研究』
齋藤 卓三 (サイトウ タクゾウ)  
1968年東京都文京区生まれ。1991年早稲田大学理工学部建築学科を卒業後、金融機関、設計事務所等を経て、2000年より一般財団法人ベターリビングに入社。その後、調査研究や住宅性能評価等の審査実務を経たのち、2015年から住宅・建築評価センター認定・評価部長(総括部長)を勤める。現在はCASBEE、BELS等の環境関連評価部所属。そのほか、全国の審査機関等により構成される、基準運用委員会、省エネ適判部会、省エネ評価部会などで、それぞれ委員長又は部会長を兼任し、各種基準の判断方法などを検討している
池本 洋一 (イケモト ヨウイチ)  
1972年滋賀県生まれ。1995年上智大学文学部新聞学科卒業。同年株式会社リクルートに入社。住宅情報編集部に配属。以降、広告営業、ブランド戦略、事業開発の部門でマネージャーを歴任。2008年住宅情報タウンズ全国50版の編集長、2011年SUUMO編集長。2019年よりSUUMOリサーチセンター長を兼任。2014年国土交通省「既存住宅市場活性化ラウンドテーブル」委員、以降国土交通省、経済産業省、環境省、内閣官房などの専門委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)