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台湾有事と日本の危機 習近平の「新型統一戦争」シナリオ

PHP新書 1387

出版社名 PHP研究所
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-569-85653-7
4-569-85653-5
税込価格 1,188円
頁数・縦 258P 18cm

商品内容

要旨

グレーゾーンから始まる有事。中国は台湾および日本、米国に対し、戦争状態には至らないグレーゾーンで軍事的な圧力を加え、強制的に台湾併合を進めていく。本書で展開されるのは、政府や多くの研究機関が行なったように、軍事にのみ焦点を当てた戦争シミュレーションではない。自衛隊を中心に日本政府、自治体が抱える課題を抽出し、習近平の台湾統一シナリオを中国側の目線から炙り出す。国民必読の一冊。

目次

序章 台湾有事はもう始まっている―最重要ターゲットは日本
第1章 「台湾統一」は習近平の「宿命」―衝撃の有事シナリオ
第2章 中国はどのように台湾併合を目論んでいるのか―習近平の“戦略ブレーン”が考える「新型統一戦争」をシミュレーション
第3章 先鋭化する米中対立―東アジアの“火薬庫”はいつ爆発してもおかしくない
第4章 台湾有事で巻き込まれる日本―次々と浮かび上がる日本の課題
第5章 習近平の「情報戦」に立ち向かえ―周回遅れの日本

出版社・メーカーコメント

習近平の台湾併合極秘シナリオとは? 有事の想定・訓練をしない政府と自治体の武力侵攻事態への無策、中国国家動員の恐怖が明らかに。

著者紹介

峯村 健司 (ミネムラ ケンジ)  
キヤノングローバル戦略研究所主任研究員。北海道大学公共政策学研究センター上席研究員。1974年、長野県生まれ。朝日新聞入社後、北京・ワシントンで計9年間特派員を務める。ハーバード大フェアバンクセンター中国研究所客員研究員、朝日新聞編集委員(外交・米中関係担当)を経て現職。2011年、優れた報道で国際理解に貢献したジャーナリストに贈られるボーン・上田賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)