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最先端の物流戦略 アマゾン、ヨドバシ、アスクル……

PHPビジネス新書 469

出版社名 PHP研究所
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-569-85655-1
4-569-85655-1
税込価格 1,045円
頁数・縦 205P 18cm

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要旨

「物流」と聞いて即座に「人手不足」、トラックドライバーの労働時間が規制される「2024年問題」などのキーワードが想起されるほど、同業界は危機に揺さぶられている。「経済の血液」とも形容される物流の逼迫は、さまざまな産業の停滞にもつながる。そんな中、独自の物流戦略で成功している企業もある。
本書は、先進的なアイデアや、確たる理念のもと、優れた物流戦略を打ち出し、高成長を続ける国内外の企業のケーススタディ集。ヨドバシカメラ、ファーストリテイリング、セイコーマート、アスクルといった国内の有名企業のほか、アマゾン、ショッピファイ、ウォルマートといった米国企業の取り組みを詳しく紹介し、それぞれの「強さ」の秘訣に迫っている。ダイジェストで取り上げたヨドバシカメラは、アマゾンを超えるほどの利便性を誇るEC事業「ヨドバシ・ドット・コム」で、自社による配送を中心に「全国送料無料」のスピード配送を実現している。
著者は、株式会社イー・ロジット取締役会長。船井総合研究所、家業の光輝物流などを経て、2000年にイー・ロジットを創業。物流全般のコンサルティング・セミナー活動などを行う。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年3月19日]

商品内容

要旨

人手不足、EC市場の成長による宅配数の増加、トラックドライバーの労働時間規制、輸送費の高騰…。物流における「2024年問題」は、企業の生産性や収益性を大きく左右する。こうした中、アマゾンやヨドバシ、アスクルなどの物流最前線を走る企業は、自社のビジネスモデルに合わせた戦略で先手を打つ。いったい、どんな取り組みをしているのか?企業の最先端の物流戦略を読み解くケーススタディ。

目次

序章 なぜ今、他社の物流戦略を学ぶのか?
第1章 送料有料時代に負けない「ヨドバシカメラ」のビジネスモデル
第2章 「ファーストリテイリング」は、なぜ物流会社を目指すのか?
第3章 買い物の変化に翻弄される「アメリカ企業」
第4章 人口減少時代の成長戦略「コープさっぽろ」と「セイコーマート」
第5章 物流危機でも攻めの経営「アスクル」の勝算
第6章 コロナ禍を乗り越え、進化し続ける「アマゾン」の物流
終章 実践「物流の4C分析」

出版社・メーカーコメント

物流を制する者が、ビジネスを制す。来る物流崩壊&IoT新時代を見越し、あの有名企業が実装しているロジスティクス戦略。

著者紹介

角井 亮一 (カクイ リョウイチ)  
株式会社イー・ロジット取締役会長。1968年大阪府生まれ、奈良県育ち。現在、東京都人形町を拠点に活動。上智大学経済学部経済学科を3年で単位取得修了し、渡米。ゴールデンゲート大学MBAを1年3カ月で取得(マーケティング専攻)。帰国後、船井総合研究所入社。その後不動産会社を経て、家業の光輝物流に入社。日本初のゲインシェアリングを達成したことが契機となり、2000年株式会社イー・ロジットを創業。物流全般のコンサルティング・セミナー活動などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)