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イザベラ・バードと侍ボーイ

集英社文庫 う18−11 歴史時代

出版社名 集英社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-08-744623-4
4-08-744623-9
税込価格 858円
頁数・縦 301P 16cm

商品内容

要旨

三浦半島の下級武士の子・伊東鶴吉は、維新後に通訳となる。父が幕末に函館へ行き生死不明のため、家族を養う身だ。20歳となり、東北から北海道へ旅する英国人作家イザベラのガイドに採用された。彼女は誰も見たことのない景色を求めて、険しき道ばかりを行きたがるが…。貧しい日本を知られたくない鶴吉とありのままを世界に伝えようとするイザベラ。対照的な二人の文明衝突旅を描く歴史小説。

出版社・メーカーコメント

伊東は旅行作家イザベラの通訳ガイドとして東北へ向かう。戊辰戦争の傷跡が残る地方は貧しく……。英国人が見た開国後の日本とは。

著者紹介

植松 三十里 (ウエマツ ミドリ)  
静岡市出身。昭和52年、東京女子大学史学科卒業後、婦人画報社編集局入社。7年間の在米生活、建築都市デザイン事務所勤務などを経て、フリーランスのライターに。平成15年「桑港にて」で歴史文学賞受賞。平成21年「群青 日本海軍の礎を築いた男」で新田次郎文学賞受賞。同年「彫残二人」で中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)