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日本中世の非農業民と天皇 下

岩波文庫 38−402−3

出版社名 岩波書店
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-00-384004-7
4-00-384004-6
税込価格 1,430円
頁数・縦 437,46P 15cm
シリーズ名 日本中世の非農業民と天皇

商品内容

要旨

海民や鵜飼・桂女、鋳物師ら、天皇とつながることで特権を保証される一方、後に賎視の対象ともなった非農業民たち。彼らの存在実態を通じて人間の本源的自由を問い、さらに南北朝動乱を画期とする「民族史的次元」の変質を見すえるところから、日本社会の構造と特質を明らかにする。著者の学問の精髄を伝える代表的著作。

目次

第2部 海民と鵜飼―非農業民の存在形態(上)(承前)(近江の海民
宇治川の網代
常陸・下総の海民
鵜飼と桂女)
第3部 鋳物師―非農業民の存在形態(下)(中世初期の存在形態
中世中期の存在形態
偽文書の成立と効用
豊田武の「鋳物師の有する偽文書について」)
終章(「職人」について
「外財」について
「社会構成史的次元」と「民族史的次元」について)

出版社・メーカーコメント

海民や鵜飼・桂女、鋳物師ら、天皇とつながることで特権を保証される一方、後に賤視の対象ともなった非農業民たち。彼らの存在実態を通じて人間の本源的自由を問い、さらに南北朝動乱を画期とする「民族史的次元」の変質を見すえるところから、日本社会の構造と特質を明らかにする、著者の代表的著作。(解説=高橋典幸)