• 本

中断される死 現代医療はいかに死に方を複雑にしているか

出版社名 青土社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-7917-7622-1
4-7917-7622-4
税込価格 2,860円
頁数・縦 327P 19cm

商品内容

要旨

生を全うするために、死と向き合うのを先延ばしにしてはならない。医療や薬の発達によって生と死の間のグレーゾーンがひろがり、死が複雑になった現代。選択肢が増えたからこそ、患者や家族そして医師は「死のジレンマ」に悩まされることになった。ER、ICUで経験を積み、ジャーナリストとしても活躍する医師が、歴史家や倫理学者、緩和ケア医や移植専門医などに取材し、死にまつわる難問にこたえていく。

目次

第1部 死は、いつからが死なのか?(ポリシー四・四
死についての簡単な歴史
現代に生じた途絶)
第2部 死が意味することとは?(ようこそグレーゾーンへ
死の宣告―死期を判断するのは誰なのか?死のジレンマのルーツ―方程式)
第3部 死を人生の一部として受け入れる(良い死とは―最期の迎え方
死後の生―臓器提供の遺産
私たちは本当に死ぬ必要があるのか? ほか)

著者紹介

ビガム,ブレア (ビガム,ブレア)   Bigham,Blair
ジャーナリスト、科学者、救急医、ICU医。マックマスター大学とスタンフォード大学で学ぶ。現在、トロント大学マンク国際問題研究所のグローバル・ジャーナリズム・フェローとセント・マイケルズ病院の准研究員を務める
中川 泉 (ナカガワ イズミ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)