• 本

江戸の図譜魚

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-309-25739-6
4-309-25739-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 111P 26cm

商品内容

要旨

鱗一枚おろそかにしない驚異の筆づかい―。生きた魚を活写した極上の博物図を集成。

目次

絵画篇―描かれた魚たち(「鯉図」狩野探幽
「動植綏絵 群魚図(蛸)」
「動植綏絵 群魚図(鯛)」伊藤若冲
「魚族図」岡部洞水
「海魚図」幸野楳嶺 ほか)
図譜篇(美しい彩色とレリーフのような浮き出し技法。江戸期魚類図譜の至宝『衆鱗図』(松平頼恭)
名品『衆鱗図』から転写して制作された華麗な魚類図鑑『魚譜』
江戸期博物図譜と新たに描き加えた図を合体させた全十六巻の大著『博物館魚譜』博物局編
日本で最初の魚介類図説。全三三八点。解説もユニーク『日東魚譜』(神田玄泉)
江戸中期の貴重な資料で、のちの魚類学者が参考にしたという『随観写真』(後藤梨春) ほか)

著者紹介

狩野 博幸 (カノ ヒロユキ)  
1947年福岡県生まれ。京都国立博物館名誉館員、美術史家。九州大学文学部哲学科美学・美術史専攻卒業、大学院博士課程中退。京都国立博物館研究員を経て同志社大学教授を務めた。博物館時代に、「没後200年 若冲展」、「曾我蕭白 無頼という愉悦展」などを企画する。若冲再評価の立て役者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)