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父の革命日誌

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-309-20898-5
4-309-20898-3
税込価格 2,310円
頁数・縦 265P 19cm

商品内容

要旨

パルチザンとして闘争を繰り広げ、投獄され、それでも社会主義者として生きた父。そんな父の葬儀のために故郷に帰ったアリの前に現れたのは、思いもよらない弔問客たちだった。かつて武装し闘った敵、生涯確執のあった叔父、元パルチザンの盟友たち、謎の見知らぬ少女…。知らなかった父を知るたびに、歴史の痛みで絡まった糸がほどけてゆく。悲しみと笑いが乱反射する、父と娘の葬儀の三日間。発禁作家による長編話題作。

著者紹介

チョン ジア (チョン ジア)  
鄭智我。1965年、韓国生まれ。中央大学大学院文芸創作学科博士課程修了。90年、共産主義者である両親を取材した長編小説『パルチザンの娘』を発表。同作は発禁処分となり、自身も指名手配を受ける。96年に小説家としてデビューし、2006年「風景」で李孝石文学賞を、20年「私たちはどこまで知っているか」で金裕貞文学賞を、23年『父の革命日誌』で萬海文学賞を受賞。現代韓国文学において特異な存在感を放つ作家として、高い評価を受けている
橋本 智保 (ハシモト チホ)  
1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語学科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)