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温暖化に負けない生き物たち 気候変動を生き抜くしたたかな戦略

出版社名 白揚社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-8269-0257-1
4-8269-0257-3
税込価格 3,190円
頁数・縦 318P 20cm

商品内容

要旨

気候変動が環境を激変させている現在、生物はこの危機にどう対処しているのだろうか?温暖化に直面したクマはサケを食べる行動を変え、イカは小さなサイズで成熟するよう変化し、トカゲはハリケーンのときに木にしがみつけるように指を変化させた。生物は座して絶滅を待つのではなく、多彩な戦略を駆使して生き延びているのだ。ストーリーテラーとして定評のある著者が、柔軟に変化する動植物の姿を通して、気候変動にどう向き合うべきかを教えてくれる話題作。

目次

第1部 元凶(気候変動と二酸化炭素)(万物は流転する
有害な空気)
第2部 難題(とチャンス)(タイミングのミスマッチ
暑すぎる問題
近所づきあいの問題
なくてはならぬ必需品)
第3部 応答(移動する
適応する
進化する
避難する)
第4部 結果(限界を超える
予期せぬ出来事
過去は過去、今は今
できることは何でも)

著者紹介

ハンソン,ソーア (ハンソン,ソーア)   Hanson,Thor
保全生物学者。グッゲンハイム財団フェロー、スウィッツァー財団環境研究フェロー。自然に関する著作は高い評価を受け、『羽』(白揚社)でアメリカ自然史博物館のジョン・バロウズ賞、『種子』(白揚社)でファイ・ベータ・カッパ科学図書賞、『ハナバチがつくった美味しい食卓』(白揚社)でパシフィック・ノースウェスト・ブックアワードなど、数々の賞を受賞。ワシントン州にある島で、妻と息子と暮らしている
黒沢 令子 (クロサワ レイコ)  
鳥類生態学研究者、翻訳者。地球環境学博士。NPO法人バードリサーチで野外鳥類調査の傍ら、翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)