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記憶と芸術 ラビリントスの谺

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-588-41039-0
4-588-41039-3
税込価格 3,520円
頁数・縦 402,3P 19cm

商品内容

要旨

記憶の断片から芸術のはじまりへ。美学、美術史、演劇、観光人類学、オブジェ制作、文学…多士済々の書き手たちが織りなす知の饗宴。

目次

1(記憶と芸術―二重螺旋の詩学
壁に掛けられた小さな風景画―イタリアの自然と画家たちの記憶
絵画の時間性 序説
+記憶/+記憶―あるパフォーマーのこと
歴史画と集合的記憶)
2(生の織物
ポール・セザンヌと写真―近代絵画における写真の影響の一側面
ハワイ・ポノイを歌うこと
意味を逃れる
澁澤・種村時代を語る―谷川さんと午後五時にお茶を)
3(「引用的人間」の記憶について
W.B.イェイツとシェーマス・ヒーニーをめぐる記憶
芸術創造のプロセス―「さまよえるユダヤ人」伝説をめぐって
戦前の記憶と戦後の生―太宰治における天皇・メディア・死)

著者紹介

中村 高朗 (ナカムラ コウロウ)  
多摩美術大学教授、批評家/文筆家
虎岩 直子 (トライワ ナオコ)  
明治大学政治経済学部教授
北川 健次 (キタガワ ケンジ)  
美術家・写真家・詩人・美術評論家
小針 由紀隆 (コハリ ユキタカ)  
ベルナール・ビュフェ美術館館長、元静岡文化芸術大学教授
谷川 渥 (タニガワ アツシ)  
美学者・批評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)