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音楽理論と文法理論

出版社名 開拓社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-7589-8036-4
4-7589-8036-5
税込価格 2,420円
頁数・縦 193P 21cm

商品内容

要旨

音楽理論を勉強しながら文法理論を遠巻きに眺めていると、言語のからくりの本質が薄らぼんやりと見えてくる。そして、文法理論を研究しながら音楽理論を至近距離で凝視していると、音楽のからくりの本質がわかってくる。音楽理論と文法理論には、異なっているところがもちろんあるが、それ以上に似ていると思われるところがあちらこちらにある。本書では、この「似ていると思われるところ」をわかりやすく解説する。

目次

1 言語学を音楽学に近づけ、音楽学を言語学に近づける
2 どんな曲も24個の音の配列パターンから生まれる
3 音楽の長と短、そして言語の前と後ろ
4 言語の普遍性と音楽の普遍性
5 音楽の転調と言語の転調
6 音楽も言語も基本パーツは3つ
7 トライアドコードの影の実力者、それは3度
8 セブンスコードから探る言語の構造
9 音楽理論には関数があちこちにある
10 音楽も言語も、その本質は関数
11 マザーグースからエド・シーランまで

著者紹介

畠山 雄二 (ハタケヤマ ユウジ)  
1966年浜松生まれ。東北大学大学院情報科学研究科博士課程修了。博士(情報科学)。現在、東京農工大学准教授。専門は理論言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)