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パゾリーニ詩集

増補新版

出版社名 みすず書房
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-622-09696-2
4-622-09696-X
税込価格 6,600円
頁数・縦 22,497P 20cm
シリーズ名 パゾリーニ詩集

商品内容

要旨

異端と醜聞、歴史と性愛の交錯点で20世紀イタリアを駆け抜けた大詩人。生誕百年を過ぎて増す評価と関心に応えるべく詩業の変転をたどる論考を加えた決定版。

著者紹介

パゾリーニ,ピエル・パオロ (パゾリーニ,ピエルパオロ)   Paolo Pasolini,Pier
1922‐1975。イタリアの映画監督・詩人・小説家。ボローニャで軍人の家に生まれる。母方の実家があるカザルサで過ごした時間も多い。ボローニャ大学卒業後、イタリア共産党に入党、中学校教師をしていたが、学校と党から追われ、母とともに1950年、ローマに移住。1956年、フェリーニ監督『カビリアの夜』の脚本を共同執筆。ヴィアレッジョ賞を受けた詩集『グラムシの遺骸』など次々に詩集を出すかたわら、『生命ある若者』などの小説で文学界を賑わす。映画『アッカトーネ』で監督となった。没後、2022年には生誕百年を記念して展覽会やシンポジウムが開催されるなど、芸術家としての評価はますます高まっている
四方田 犬彦 (ヨモタ イヌヒコ)  
東京大学文学部にて宗教学を、同人文系大学院にて比較文学を学ぶ。長らく明治学院大学教授として映画学の教鞭を執り、ボローニャ大学、コロンビア大学、テルアヴィヴ大学、中央大学(ソウル)、精華大学(台湾)などで、客員教授・研究員を務める。現在は文学、映画を中心に、あらゆる文化現象をめぐり著述と研究に専念。著書は百数十冊に及ぶ。『映画史への招待』(岩波書店)でサントリー学芸賞を、『モロッコ流謫』(新潮社)で伊藤整文学賞を、『日本のマラーノ文学』『翻訳と雑神』(人文書院)で桑原武夫学芸賞を、『ルイス・ブニ・ュエル』(作品社、現在は増補改訂版)で芸術選奨文部科学大臣賞を、『詩の約束』(作品社)で鮎川信夫賞を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)