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オペラの時代 音楽と文学のポリフォニー

青山学院大学総合研究所叢書

出版社名 水声社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-8010-0796-3
4-8010-0796-1
税込価格 3,850円
頁数・縦 287P 20cm

商品内容

要旨

音楽史と文学史を越境する、多様なアプローチによる7つの鮮烈なオペラ論。

目次

バルザックの『十三人組物語』と『娼婦の栄光と悲惨』―オペラにおける借用から翻案まで
グランド・オペラとヴァーグナー―定型としてのグランド・オペラとマイヤベーアからの影響関係をめぐって
オペラ“ユダヤの女”の成立―台本作家ウジェーヌ・スクリーブをめぐって
第二帝政期のパリ社交界とオッフェンバックのオペレッタ―「時代」を笑う、「いま」を笑う
化粧部屋をめぐる「もう一つの」顛末―ラヴェル“スペインの時”とセノグラフィー
ポール・デュカス“アリアーヌと青ひげ”の神話論理的解釈―ヴァーグナーとレヴィ=ストロースの間で
音楽の方へ―エミール・ゾラと永井荷風におけるオペラの美学と象徴の哲学