量子力学の100年
出版社名 | 青土社 |
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出版年月 | 2024年3月 |
ISBNコード |
978-4-7917-7634-4
(4-7917-7634-8) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 229P 19cm |
商品内容
文学賞情報 |
2024年
第78回
毎日出版文化賞受賞 |
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要旨 |
ユネスコは2025年に量子力学百年を記念する取り組みを行うことを決議した。誕生から1世紀。「合意のないまま」いまやあらゆる場所に量子力学は存在する。自らの目で見てきた第一人者が、その不思議と魅力に迫る。 |
目次 |
新「量子」の意味を問う―「けいはんな哲学カフェ ゲーテの会」と大澤真幸 |
出版社・メーカーコメント
第一人者がみた量子力学の軌跡。その魅力と不思議。1920年代、ド・ブロイ、ボーア、ハイゼンベルク、シュレーディンガー、ディラックなどが現在の量子力学の礎となる成果を続々と発表した。そして1926年、ボーアの手によって「コペンハーゲン解釈」がなる。ユネスコは2025年に量子力学百年を記念する取り組みを行うことを決議した。この間の量子力学の道のりは、アインシュタインの反対などに代表されるように紆余曲折ありつつも、不思議と魅力にみちたものだった。しかしいまや量子コンピュータから生成AIまで、あらゆるところに量子力学は存在している。はたしてそれは何故か、そもそも量子力学とは何で、そしていまどのような姿をしているのか。日本を代表する物理学者が、自らの目でみてきた量子力学の歴史を詳述する。