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2025年大学入試大改革 求められる「学力」をどう身につけるか

平凡社新書 1053

出版社名 平凡社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-582-86053-5
4-582-86053-2
税込価格 1,078円
頁数・縦 222P 18cm

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要旨

「大学」は、多くの人にとって社会人になる前、最後の教育機会であり、そこでの教育は未来社会を築く礎になるともいえる。そしてその入り口となる入試制度は、時代変化に対応すべく文部科学省や学界の意向を踏まえ、しばしば改革が行われてきた。2025年度にも、学習指導要領改訂に伴う入試改革がある。
本書では、大学入学共通テストに新教科「情報I」が加わるといった2025年度からの入試制度改変にスポットを当て詳説するとともに、近年の大学入試の傾向、それに対する家庭の対策などについて語っている。従来の知識偏重のペーパーテストのみによる選抜の問題点を踏まえ、国公立大学二次試験や総合型選抜入試(旧AO入試)をはじめとして、思考力、判断力、表現力、人間性などを、ディスカッションやワークショップといった形式も使いながら評価する大学が多くなってきている。
著者は政治・教育ジャーナリスト。文化放送入社後、政治記者、米国留学を経てキャスター、報道ワイド番組チーフプロデューサーなどを歴任。大妻女子大学や東京経営短期大学などで非常勤講師、総合型選抜入試専門予備校で講師を務める。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年4月30日]

商品内容

要旨

二〇二五年、大学入試が大きく変わる。大学入学共通テストでは、「情報1」の追加、受験科目の再編、「国語」の試験時間の延長などの変更が生じる。さらに、国公立二次試験や私立大学の入試も「思考力」や「表現力」を測る問題を増やす傾向が強まっている。本書では変わる大学入試や制度をうまく活用し、子どもを伸ばすヒントを紹介する!

目次

第1章 大学入試改革で問われる学力
第2章 共通テストで問われる新たな学力
第3章 難関を目指すなら総合型選抜入試
第4章 高学歴を手に入れさせる方法
第5章 家庭力で差がつく大学入試
第6章 親が変われば子どもは変わる

出版社・メーカーコメント

2025年度以降の大学入試は大幅に変更する。変わる入試制度をうまく活用し、子どもを伸ばすヒントが詰まった1冊。保護者必読!

著者紹介

清水 克彦 (シミズ カツヒコ)  
愛媛県今治市生まれ。政治・教育ジャーナリスト。京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。文化放送入社後、政治記者、米国留学を経てキャスター、報道ワイド番組チーフプロデューサーなどを歴任。大妻女子大学や東京経営短期大学などで非常勤講師、総合型選抜入試専門予備校で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)