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両京十五日 2

天命

HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS 2001

出版社名 早川書房
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-15-002001-9
4-15-002001-9
税込価格 2,530円
頁数・縦 517P 19cm
シリーズ名 両京十五日

商品内容

要旨

宿敵の白蓮教徒・梁興甫によって分断されてしまった皇太子・朱瞻基一行。攫われた呉定縁を救出すべく朱瞻基は一計を案じるが、予想だにしない過酷な危機が彼を襲う。一方、呉定縁の前についに姿を現した白蓮教徒の指導者は、衝撃的な真相を語り始める。明王朝の存亡が決まるまでに猶予は残り七日。朱瞻基の大義、于謙の策謀、呉定縁の運命、蘇荊渓の秘密…。彼らはそれぞれの天命を背負い、最終目的地である北京・紫禁城へと向かっていく―。かつてない興奮と衝撃が訪れる、華文冒険小説の傑作、万感の完結。

出版社・メーカーコメント

皇帝暗殺まで残り七日。宿敵・梁興甫との交戦によって分断された皇太子一行は、陸路と水路に分かれて北京を目指す。追手の猛攻はさらに激しくなり、次々と倒れていく仲間たち。逃亡先で皇太子は敵対している白蓮教徒の男とであい、衝撃の真実を告げられる……

著者紹介

馬 伯庸 (バ ハクヨウ)  
作家。茅台杯人民文学賞散文賞、朱自清散文賞、茅盾新人賞受賞。その作品は「五・四運動以来の歴史的文学創作の系譜」に沿っていると評価され、「歴史的可能性小説」の探求に力を注いでいる
齊藤 正高 (サイトウ マサタカ)  
愛知大学中日大辞典編纂所研究員、愛知大学・岐阜大学など非常勤講師、翻訳家
泊 功 (トマリ コウ)  
函館工業高等専門学校一般系教授、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)