• 本

落語速記はいかに文学を変えたか

出版社名 淡交社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-473-04586-7
4-473-04586-2
税込価格 2,090円
頁数・縦 223P 19cm

商品内容

要旨

「言文一致体」誕生のきっかけとなった演芸速記本、その人気は新たなエンタメのニーズを生んで…。新聞による「文豪囲い込み」、国産ミステリー誕生秘話など文芸史うんちくも満載!

目次

1章 演芸速記と言文一致の誕生(速記第一号!怪談牡丹燈籠
三遊亭圓朝が明治にもたらしたもの ほか)
2章 高座を「読む」人情噺(やまと新聞と演芸速記
消えた江戸の幽霊、累とお岩 ほか)
3章 「伝える」ための試行錯誤(江戸後期から幕末までの口語体
江戸っ子と文芸 ほか)
4章 小説と話芸速記の境界線(演芸から小説、小説から演芸
伝説の『百物語』を読む ほか)
5章 演芸速記を読んでみると(絶滅危惧種の速記本
落語は文学か)

著者紹介

櫻庭 由紀子 (サクラバ ユキコ)  
各媒体の執筆、創作を行う文筆家・戯作者。伝統芸能、歴史(江戸・幕末明治)、日本文化の記事執筆の他、ドキュメンタリーなども手掛ける。噺家・三遊亭楽松の女将として、同氏のサポート兼広報などとしても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)