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日本語と漢字 正書法がないことばの歴史

岩波新書 新赤版 2015

出版社名 岩波書店
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-00-432015-9
4-00-432015-1
税込価格 1,034円
頁数・縦 239,2P 18cm

商品内容

要旨

古代の中国から伝わった漢字は、日本語の内部に深く入りこんだ。日本語を視覚化することを超え、漢字はことばそのものに影響を与えつづけてきたのだ。『万葉集』の時代から近代まで、漢字に光をあてて歴史をたどろう。漢字がつくるさまざまなかたちを楽しみながら、文字化の選択肢が複数ある、魅力的なことばを再発見する。

目次

序章 正書法がないことばの歴史
第1章 すべては『万葉集』にあり
第2章 動きつづける「かきことば」―『平家物語』をよむ
第3章 日本語再発見―ルネサンスとしての江戸時代
第4章 辞書から漢字をとらえなおす
終章 日本語と漢字―歴史をよみなおす

出版社・メーカーコメント

古代の中国から伝わった漢字は、日本語の内部に深く入りこんだ。はなしことばを視覚化することを超え、漢字は日本語そのものに影響を与えつづけてきた。『万葉集』から近代まで、漢字に光をあてて歴史をたどろう。漢字がつくるさまざまなかたちを楽しみながら、文字化の選択肢が複数ある、魅力的なことばを再発見する。

著者紹介

今野 真二 (コンノ シンジ)  
1958年神奈川県生まれ。1986年早稲田大学大学院博士課程後期退学、高知大学助教授を経て、清泉女子大学教授。専攻―日本語学。著書―『仮名表記論攷』(清文堂出版、第30回金田一京助博士記念賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)