アリス、アリスと呼べば
となりの国のものがたり 12
出版社名 | 亜紀書房 |
---|---|
出版年月 | 2024年4月 |
ISBNコード |
978-4-7505-1835-0
(4-7505-1835-2) |
税込価格 | 2,310円 |
頁数・縦 | 287P 19cm |
商品内容
要旨 |
ひょっとしたら、一人の人間を完全に理解することは初めから不可能なことかもしれないという気がした…。マイノリティへの憎悪やネットヘイトに満ちた世界を生きる今。「人が人を助けねば」という現代社会に求められる声に耳をすました小説集。洗練された文体で描く幻想的な物語をとおして、良かれと思った“優しさ”が往々にして他者を傷つける“独善”になってしまうような、現実世界の複雑さを見つめていく。 |
---|
出版社・メーカーコメント
〈 人が人への信頼を失ったら、その先には何が残るっていうの? 〉●洗練された文体と神秘的なスタイルで注目される韓国文学の新鋭による短編集。〇夢と現実が交差する迷路のような物語は、私たちの目を世界の本質へと向ける。●共生の感覚を回復させる魅惑的な8つの物語。−−−−−−−−−「わからないかな?これが普通なんだという確信、もしくはこれが普通であるべきだと信じて疑わないこと、それこそが本当の「悪」なんだよ」マイノリティへの憎悪やネットヘイトに満ちた世界を生きる今。「人が人を助けねば」という現代社会に求められる声に耳をすました小説集。洗練された文体で描く幻想的な物語をとおして、良かれと思った優しさが往々にして他者を傷つける独善になってしまうような、現実世界の複雑さを見つめていく。