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会津怪談

竹書房怪談文庫 HO−660

出版社名 竹書房
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-8019-3927-1
4-8019-3927-9
税込価格 781円
頁数・縦 223P 15cm

商品内容

要旨

福島県会津地方の怪奇伝承、不思議で怖い話を地元出身の著者らが取材蒐集したご当地怪談集。幕末に多くの子女が自刃した西郷頼母邸。その跡地周辺の屋敷で起こる怪…「家老屋敷跡にて」(会津若松市)、鴉が笑うように鳴くと人が死ぬ。集落の言い伝えの真相は…「鴉鳴き」(喜多方市)、地元で近寄ってはならぬと言われる沼。かつてそこで男が切腹したと祖母は言うのだが…「むぞせ」(会津南西部)、崖に埋められた祟り刀。露出した一部に触れた少年は…「湖岸の刀」(猪苗代湖周辺)、宿泊所と登山後の山頂で撮影された不気味な2枚の写真…「林間学校の写真」(磐梯山)、夢に導かれて訪れた鶴ヶ城とそこで待っていた思わぬ人物…「落日」(会津若松市)ほか収録!

目次

斉木京の章(旧本堂から来るもの(会津若松市)
陰火、或いは首(会津若松市)
母屋の怪(会津若松市) ほか)
吉田悠軌の章(幽霊ペンション(猪苗代町)
若松連隊の行進(南会津町)
つつまれる(南会津町) ほか)
煙鳥の章(虫(会津北部)
狐塚 失くしもの(喜多方市)
狐塚 ヘッドライト(喜多方市) ほか)

出版社・メーカーコメント

幕末の歴史とも縁深い福島県会津地方のご当地怪談集。地元出身の怪談収集家・煙鳥、斉木京のほか、吉田悠軌が会津の怪を深掘りする!

著者紹介

煙鳥 (エンチョウ)  
怪談収集家、怪談作家、珍スポッター。「怪談と技術の融合」のストリームサークル「オカのじ」の代表取り締まられ役。広報とソーシャルダメージ引き受け(矢面)担当。収集した怪談を語ることを中心とした放送をニコ生、ツイキャス等にて配信中。VR技術を使った新しい怪談会も推進中。2022年、自身の名を冠した初の怪談集『煙鳥怪奇録 机と海』を吉田悠軌、高田公太の共著で発表
吉田 悠軌 (ヨシダ ユウキ)  
怪談サークルとうもろこしの会会長。怪談の収集・語りとオカルト全般を研究。オカルトスポット探訪雑誌『怪処』発行。文筆業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動
斉木 京 (サイキ キョウ)  
福島県出身。幼少の頃から怪談や妖怪に傾倒。土地の歴史や民俗が絡む怪異譚に、特に関心を持って収集を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)