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ベーシックサービス 「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会

小学館新書 470

出版社名 小学館
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-09-825470-5
4-09-825470-0
税込価格 1,056円
頁数・縦 269P 18cm

商品内容

要旨

教育費・医療費・介護費・障がい者福祉がタダになり、将来の不安におびえて子どもを減らし、欲しいものをあきらめ、人並みの暮らしをなんとか維持しようと必死にならなくてもいい―そんな社会を実現する衝撃の方法「ベーシックサービス」について、提言者である財政学者が自身の過去や体験とともに、財源、しくみ、ベーシックインカムとのちがい、実現への道筋をひもといていく。2021年刊行の『どうせ社会は変えられないなんてだれが言った?』を大幅に加筆して新書化。

目次

序章 運で未来が決まる理不尽に怒りを!
第1章 政治にひねりつぶされて生まれたベーシックサービス
第2章 私の幸せとあなたの幸せは矛盾しない
第3章 できる大改革とできない大改革〜ベーシックインカムとMMTを批判する
第4章 ソーシャルワーク〜真のライフセキュリティをめざして
第5章(終章) 価値ある国を、自分たちの手で

出版社・メーカーコメント

カネと運しだいの自己責任社会を変える本 教育費・医療費・介護費・障がい者福祉がタダになり、将来の不安におびえて今の望みをあきらめなくてもいい、衝撃の方法があった!本書では、そんな社会を実現する方法「ベーシックサービス」について、財源、ベーシックインカムとの違い、しくみ、実現への道筋をひもといていきます。日本では、将来の「必要」に「貯蓄」でそなえなければなりません。

著者紹介

井手 英策 (イデ エイサク)  
1972年、福岡県久留米市生まれ。慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政社会学。総務省、全国知事会、全国市長会、日本医師会、連合総研等の各種委員のほか、小田原市生活保護行政のあり方検討会座長、朝日新聞論壇委員、毎日新聞時論フォーラム委員なども歴任。2015年大佛次郎論壇賞、2016年度慶應義塾賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)