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自民党失敗の本質

宝島SUGOI文庫 Dい−6−1

出版社名 宝島社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-299-05414-2
4-299-05414-8
税込価格 880円
頁数・縦 222P 16cm

商品内容

要旨

裏金問題でレームダックとなった自民党。なぜ、自民党はここまで腐敗してしまったのか?安倍政権時に一強体制になった後、対抗できる政党もなく、ただ政権の座に居座っていた自民党。理念なき一強体制が生み出した無責任な体質が、すでに党全体に蔓延してしまっている。自らを責任政党と呼ぶ自民党が、その責任を放棄しつつある。自民党はいつから失敗したのか。自民党はもう再生できないのか。自民党に代わる政党は出てくるのか。全国民必読の書。

目次

第1章 理念なき「対米従属」で権力にしがみついてきた自民党(白井聡)(政治学者・京都精華大学准教授)
第2章 “空気”という妖怪に支配される防衛政策(石破茂)(自民党・衆議院議員)
第3章 自民党における派閥は今や“選挙互助会”に(井上寿一)(歴史学者・学習院大学教授)
第4章 「選挙=市場の信任」だと錯覚した“株式会社”自民党(内田樹)(思想家・神戸女学院大学名誉教授)
第5章 「言論空間」の機能不全が自民党を脆弱化させた(石破茂)(自民党・衆議院議員)
第6章 自由闊達な議論がなくなれば民主主義は容易にファシズム化する(村上誠一郎)(自民党・衆議院議員)
第7章 権力に酔った「官邸の暴走」が招いた茶番政治(前川喜平)(元・文部科学事務次官/現代教育行政研究会代表)
第8章 信念を語る政治家はなぜ自民党から消えたのか(小沢一郎)(立憲民主党・衆議院議員)

出版社・メーカーコメント

岸田政権の支持率が史上最低で、とうとう20%を切る世論調査も出てきました。安倍派を中心としたキックバック不記載を皮切りに派閥問題が噴出し、自民党の制度的劣化がより明らかになってきました。そこで新書『自民党 失敗の本質』(2021年10月刊行)を文庫化します。さらに、新書『自民党という絶望』(2023年2月刊行)の一部を加え、なぜ自民党がダメになってしまったのか、その本質に迫ります。