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精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子

文春文庫 編22−8

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-16-792208-5
4-16-792208-8
税込価格 1,100円
頁数・縦 273P 16cm

商品内容

要旨

『クマのプーさん』の翻訳者で、子ども達のために奔走した児童文学の第一人者・石井桃子。一家の働き手として昼夜働き通しの子役時代から、その鋭い眼差しで周囲を見ていた名優・高峰秀子。才気溢れる二人がのこした作品は、時代を超えて輝きを放つ。豊かな表現力で紡がれた情感溢れるエッセイ集。

目次

ジグソーパズルのように(川上弘美)
石井桃子 第1章 『幼ものがたり』より(「どっちがすき?」
黒いねこ ほか)
石井桃子 第2章 戦争ちゅうと戦後(生きているということ
自作再見「ノンちゃん雲に乗る」 ほか)
高峰秀子 第1章 『わたしの渡世日記』より(猿まわしの猿
土びんのふた ほか)
高峰秀子 第2章 ちょっといい話(ダイヤモンド
縫いぐるみのラドン ほか)

著者紹介

石井 桃子 (イシイ モモコ)  
1907(明治40)年、埼玉県生まれ。日本女子大学校卒業後、出版社に勤務。戦後、宮城県で農業・酪農に従事。58年、「かつら文庫」を開設。2008年、逝去
高峰 秀子 (タカミネ ヒデコ)  
1924(大正13)年、北海道生まれ。5歳のとき映画「母」の子役としてデビュー。以後、「二十四の瞳」「浮雲」など300本を超える映画に出演。2010年、逝去
川上 弘美 (カワカミ ヒロミ)  
1958(昭和33)年、東京都生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。94年「神様」で第1回パスカル短篇文学新人賞を受賞。96年「蛇を踏む」で第115回芥川賞を受賞。2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、14年『水声』で読売文学賞、16年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞。19年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)