ある昭和軍人の記録 情報官・鈴木庫三の歩み
| 出版社名 | 中央公論新社 |
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| 出版年月 | 2024年4月 |
| ISBNコード |
978-4-12-005776-2
(4-12-005776-3) |
| 税込価格 | 3,080円 |
| 頁数・縦 | 269P 20cm |
商品内容
| 要旨 |
特異な教育将校による陸軍士官学校合格体験記。戦時中、厳しい言論統制を行ったとして悪名が高い軍人、鈴木庫三。貧しい暮らしの中、たゆまぬ努力をかさね、陸軍士官学校を目指した。出生の秘密から合格までを綴った「思出記」は、当時の日本人男子の心の内を見事に映し出した貴重なエゴ・ドキュメントである。鈴木が、国内思想戦論を構築する東京帝国大学派遣学生時代を回想した「国防国家と思想」を併載。 |
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| 目次 |
第1部 士官学校合格までの生ひ立ち―「思出記」(ノート原稿、一九一八年一〇月清書) |



出版社・メーカーコメント
戦前、メディア統制に辣腕を振るったとされる情報官・鈴木庫三。貧しい出自の中から陸軍士官学校に合格するまでを綴った貴重な自伝。恩師吉田静致記念論文集に寄せた「国防国家と思想」を収録。