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源氏物語 5

河出文庫 か10−10 古典新訳コレクション 07

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-309-42098-1
4-309-42098-2
税込価格 880円
頁数・縦 340P 15cm
シリーズ名 源氏物語

商品内容

要旨

准太上天皇に上り詰め、富も権力も手にした光源氏だが、女三の宮の降嫁から運命が急変する。柏木と女三の宮の密通を知り、因果応報に慄く。柏木は絶望の末に命を落とし、女三の宮は出産する。男女のすれ違う思い、苦悩と悲しみ。「若菜」は全54帖の中でもとりわけ完成度が高く、最高峰と評される。「若葉(上)」から「鈴虫」までを収録。

著者紹介

角田 光代 (カクタ ミツヨ)  
1967年神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の〓』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、2021年『源氏物語』で読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)