• 本

りりかさんのぬいぐるみ診療所 〔4〕

思い出の花ちゃん

わくわくライブラリー

出版社名 講談社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-06-533348-8
4-06-533348-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 123P 22cm
シリーズ名 りりかさんのぬいぐるみ診療所

NetGalley 会員レビュー

レビュアー

おすすめ度おすすめ度★5

ちょっと不思議で、心が温かくなる、とってもいいお話でした。ぬいぐるみ診療所という設定がみごとにはまっていて、りりかさんの秘密をキープしたまま、楽しくて心ゆたかになる物語が展開されていきます。ゆっくり読み聞かせをすると、男の子にもささるのではと思いました。だって、どの子もたいせつな自分だけの思い出のぬいぐるみがあるはずなのですから。読ませていただきありがとうございました。

教育関係者

おすすめ度おすすめ度★5

とても丁寧で綺麗な言葉と、それを引き立てる温かな挿絵で綴られていく物語。百合花さん、皆からりりかさんと呼ばれる彼女の『診療所』に持ち込まれるのは、ぬいぐるみの修理だけではない。それにまつわる秘めた不思議、悩みごとも。だからりりかさんはきっかけをつくる。自ら気付けるように。自分から変わっていけるように。そして、気持ちを届けられるように。雪割草やスイートピーなどの、それぞれの季節に咲く花の力を借りながら。また、ぬいぐるみも持ち主を助けようとしていく。そんなぬいぐるみ達の密やかなやりとりもまた微笑ましい。親子での読み聞かせにも、一人読みができるようになってのプレゼントにもしたい本。

レビュアー

おすすめ度おすすめ度★5

ぬいぐるみ好きならたまらない優しいお話でした。「ずっと大好きだよ」という、ぬいぐるみの声が聞こえてきそう!どんな悩みや悲しみも乗り越えられる力が湧いてきます。心から癒やされ、温かい気持ちに満たされました。

上記レビューの提供元:NetGalley(株式会社メディアドゥ)

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商品内容

要旨

きずついたぬいぐるみとともに持ち主の心を癒やし治す、ぬいぐるみのお医者さん。ぬいぐるみ好きならたまらない「優しいきもち」があふれだす3つの物語。読み聞かせプレゼントにぴったり。

出版社・メーカーコメント

◎ぬいぐるみが好きな人、ぬいぐるみの気持ちを知りたい人、自分の本当の気持ちを知りたい人、大切な人に気持ちを届けたい人にぜひ読んでもらいたい「ぬいぐるみ童話」。大人気「はりねずみのルーチカ」シリーズのかんのゆうこと北見葉胡コンビの、心のいたみをいやす物語。◎江口ともみさん感涙!「ぬいぐるみは持ち主の心の声を聞いてくれています。それに気づかせてくれるのがりりかさん。診療所に流れる温かい時間が人もぬいぐるみも笑顔にしてくれます」−−江口ともみ◎りりかさんは、ぬいぐるみのおいしゃさん。ぬいぐるみだけでなく、ぬいぐるみの持ちぬしの心までいやします。今日は、トリケラトプスのぬいぐるみを直してほしいという少年が、ぬいぐるみのお医者さん、りりかさんのともにやってきました。このぬいぐるみの周りにある物が、次々と姿を消します。なんのへんてつもない、ぬいぐるみは不思議な力をもっていたのです−−。◎”秘密の力をもつ”「恐竜のぬいぐるみ」、”幼い頃の思い出をよみがえらせる”「レトロな文化人形」、”探し物を必ず見つけてくれる”「はちみつ色のテディベア」の3話が読めます。

著者紹介

かんの ゆうこ (カンノ ユウコ)  
東京都生まれ。東京女学館短期大学文科卒業
北見 葉胡 (キタミ ヨウコ)  
神奈川県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。2005年、2015年に、ボローニャ国際絵本原画展入選、2009年『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(作・小手鞠るい/講談社)が、ボローニャ国際児童図書賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)