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2021ザ・ベストミステリーズ

講談社文庫 に6−95

出版社名 講談社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-06-535100-0
4-06-535100-6
税込価格 1,155円
頁数・縦 455P 15cm

商品内容

要旨

人気YouTuberを目指す、島育ちの小学生四人組。彼らが暴いてしまった真実は?結城真一郎「#拡散希望」(第74回日本推理作家協会賞短編部門受賞作)ほか、2020年に発表された短編推理小説ベスト8。どれを読んでも面白いから食わず嫌いの初心者にもおすすめ、ミステリー美食家ならば必読書!

出版社・メーカーコメント

ミステリーの最前線、ここにあり! どれを読んでも面白い。他では得られない高揚感とスリルをあなたに!第74回日本推理作家協会賞短編部門受賞作、結城真一郎「#拡散希望」も収録!2020年に発表された短編推理小説の中から、プロの読み手たちが熟練の目で選び抜いた8作品を収録。長年の愛好者に向けたコレクションとしても、ミステリーの入門書としてもぴったりの一冊。新鋭からベテランまでキャリアに関係なく、「とにかく面白くて優れた」短篇のみを集めました。ミステリーファンには必読必携。「食わず嫌い」な初心者も、絶品ミステリーを「つまみ食い」!

著者紹介

結城 真一郎 (ユウキ シンイチロウ)  
1991年神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年に『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞し、小説家デビュー
青崎 有吾 (アオシマ ユウゴ)  
1991年神奈川県生まれ。明治大学文学部在学中の2012年、『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。平成生まれの推理作家としては最初期組であると同時に、トリックや意外性以上にロジカルな推理を重視する姿勢によって、平成のエラリー・クイーンとも評される
芦沢 央 (アシザワ ヨウ)  
1984年、東京都生まれ。千葉大学文学部卒業後、出版社勤務を経て、2012年、第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞した『罪の余白』でデビュー。2023年『夜の道標』で、第76回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞
一穂 ミチ (イチホ ミチ)  
1978年大阪生まれ。関西大学社会学部卒業。2007年「小説ディアプラス」ナツ号に「雪よ林檎の香のごとく」が掲載されてデビュー。本編「ピクニック」を含め、家族や人間関係における悔いや再生を描いて心揺さぶる作品集『スモールワールズ』により、2022年に第43回吉川英治文学新人賞を受賞。同年、大阪市主催の「咲くやこの花」賞を文芸その他部門で受賞
乾 くるみ (イヌイ クルミ)  
1963年静岡県生まれ。静岡大学理学部卒。1998年に『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞しデビュー。市川尚吾名義で評論活動も行っている
北山 猛邦 (キタヤマ タケクニ)  
1979年岩手県生まれ。第24回メフィスト賞受賞作「失われたきみ」を改題した『「クロック城」殺人事件』で2002年にデビュー
櫻田 智也 (サクラダ トモヤ)  
1977年、北海道生まれ。埼玉大学大学院修士課程修了。2013年「サーチライトと誘蛾灯」で第10回ミステリーズ!新人賞を受賞。2017年、受賞作を表題作にした連作短編集でデビュー。2021年『蝉かえる』で、第74回日本推理作家協会賞、第21回本格ミステリ大賞を受賞
降田 天 (フルタ テン)  
降田天は萩野瑛と鮎川颯の合作ペンネームのひとつ。2007年、『横柄巫女と宰相陛下』(鮎川はぎの名義)で少女向けライトノベル作家としてデビュー。2014年には降田天名義の『女王はかえらない』で第13回『このミステリーがすごい!』大賞の栄冠を獲得し、活躍の場を広げる。2018年、「偽りの春」で第71回日本推理作家協会賞短編部門受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)