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新潟から問いかける原発問題 福島事故の検証と柏崎刈羽原発の再稼働

出版社名 明石書店
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-7503-5757-7
4-7503-5757-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 209P 21cm

商品内容

要旨

能登半島地震に揺れる日本の原発問題。柏崎刈羽原発の再稼働は大丈夫か?「新潟県原子力発電所事故に関する検証総括委員会」の委員長「解任」をうけ、著者・池内了氏が3・11原子力災害、原発の安全性を徹底分析するとともに、柏崎刈羽原発の再稼働問題を焦点化し、市民のための真の検証を行う一冊。

目次

第1部 新潟県の挑戦と挫折(検証総括委員会の出発
県との対立の経緯
解任以後の活動と今後)
第2部 4つの「検証報告書」の概要とコメント(技術委員会の「検証報告書」
生活分科会の「検証報告書」
避難委員会の「検証報告書」
健康分科会の「検証報告書」)
第3部 柏崎刈羽原発の再稼働は大丈夫か(諸機関の適格性について
原子力技術の不確実性
原発被害の実相と背景
原発事故の際の避難は可能か?
地域と自治体に引き起こされた問題
原発のテロ・戦争対策について)

著者紹介

池内 了 (イケウチ サトル)  
1944年姫路市生まれ。名古屋大学・総合研究大学院大学名誉教授。1967年京都大学理学部卒業、1972年京都大学大学院理学研究科博士課程修了、1975年京都大学理学博士。京都大学理学部助手を皮切りに、北海道大学理学部・東京大学東京天文台・大阪大学理学部・名古屋大学理学研究科を経て、総合研究大学院大学教授・理事の後、2014年3月に定年退職。九条の会世話人、世界平和アピール七人委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)