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古日本文学発生論

文庫版

人間社文庫 日本の古層 6

出版社名 人間社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-911052-05-1
4-911052-05-8
税込価格 990円
頁数・縦 334P 15cm
シリーズ名 古日本文学発生論

商品内容

要旨

南島古謡が、私をいま、魅惑して放さない。

目次

亡滅の歌声
異郷の構造
叢の底から
南のうたの方へ 神歌私注(上)
いずみを覓めて 神歌私注(中)
シルエットの呪謡 神歌私注(中の二)
英雄の死 神歌私注(下)
寿と呪未分論(上)
寿と呪未分論(下)
原古の再現ということ 神話から物語へ(一)
歌謡のゆくえ 神話から物語へ(二)
古代文学の誕生 神話から物語へ(三)
附篇1 「亡滅の歌」 黒田喜夫覚え書き
附篇2 日本神話と歌謡
附篇3 南島古謡の魅力
増補新装版附篇 文学の発生論と琉球文学

著者紹介

藤井 貞和 (フジイ サダカズ)  
1942年東京生まれ。詩人、国文学者。『源氏物語』研究の泰斗、また古文学、歌謡、南島論に関する多くの著書がある文学研究の第一人者。主な受賞は、角川源義賞(2001)、『源氏物語論』、藤村記念歴程賞(2002)および高見順賞(2003)『ことばのつえ、ことばのつえ』、伊波普〓賞(2008)『甦る詩学』、鮎川信夫賞(2012)および芸術選奨文部科学大臣賞(2012)『春楡の木』、毎日出版文化賞(2020)『“うた”起源考』、読売文学賞(2023)『よく聞きなさい、すぐにここを出るのです。』など。2022年には日本芸術院賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)