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岸惠子自伝 卵を割らなければ,オムレツは食べられない

岩波現代文庫 文芸 359

出版社名 岩波書店
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-00-602359-1
4-00-602359-6
税込価格 1,210円
頁数・縦 394,5P 15cm

商品内容

要旨

戦争体験、女優デビュー、人気絶頂期の国際結婚、夫イヴ・シァンピと過ごした日々、娘デルフィーヌの逞しい成長への歓び…。女優・作家・国際ジャーナリストとして駆け抜けた人生の軌跡を、川端康成、市川崑ら文化人・映画人たちとの交流や、中東・アフリカで敢行した苛酷な取材経験なども織り交ぜ、描く。九十一歳のいまを綴った「岩波現代文庫版あとがき」を収録。

目次

第1部 横浜育ち(港町横浜
「細い」というコンプレックス ほか)
第2部 映画女優として(女優デビュー
はじめての主役 ほか)
第3部 イヴ・シァンピとともに(旅立ち
パパラッチの襲来 ほか)
第4部 離婚、そして国際ジャーナリストとして(離婚
学生街の新居 ほか)
第5部 孤独を生きる(遠い家族
三度目の別れ ほか)

出版社・メーカーコメント

戦争体験、女優デビュー、人気絶頂期の国際結婚、娘の逞しい成長への歓びと哀しみ……。その馥郁たる人生を、川端康成、市川崑ら文化人・映画人たちとの交流や、中東・アフリカで敢行した苛酷な取材経験なども織り交ぜ、綴る。円熟の筆が紡ぎ出す渾身の自伝、ついに文庫化。91歳のいまを綴った現代文庫版あとがきを収録。

著者紹介

岸 惠子 (キシ ケイコ)  
1932年横浜生まれ。1951年女優デビュー。1957年医師・映画監督であるイヴ・シァンピとの結婚のため渡仏。1963年デルフィーヌ誕生。1976年離婚。1987年NHK衛星放送『ウィークエンド・パリ』のキャスターに就任。女優・作家・国際ジャーナリストとして活躍を続ける。『君の名は』『亡命記』『雪国』『おとうと』『怪談』『悪魔の手毬唄』『細雪』『かあちゃん』『たそがれ清兵衛』など数々の名作映画に出演したほか、著書も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)