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二人目の私が夜歩く

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-12-005778-6
4-12-005778-X
税込価格 1,870円
頁数・縦 267P 20cm

商品内容

要旨

夜って、いいよね。人の本質が、見える時間。昼と夜で、一つの身体を二人で共有する茜と咲子。姉妹のような、親友のような関係を築いていたが、「昼」の終わりによって予想だにしない「夜」の真実が顔を覗かせはじめる。果たして、彼女たちが「最期」に見たものとは―。

出版社・メーカーコメント

結城真一郎氏絶賛!読み始めて思った。「王道の辻堂作品だ」と。読み終えて思った。「まんまと騙された」と。この物語には、二人の「私」と、二つの「真実」がある。昼と夜で、一つの身体を共有する茜と咲子。しかし「昼」が終わりを告げたとき、予想だにしなかった「夜」の真相が明かされる−−。

著者紹介

辻堂 ゆめ (ツジドウ ユメ)  
1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し『いなくなった私へ』でデビュー。『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞受賞。他の著作に『山ぎは少し明かりて』『十の輪をくぐる』(小学館)、『僕と彼女の左手』『あの日の交換日記』(中央公論新社)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)