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沖縄文化論 忘れられた日本

ヴィジュアル版

中公文庫 お54−2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-12-207505-4
4-12-207505-X
税込価格 1,320円
頁数・縦 252P 図版64P 16cm
シリーズ名 沖縄文化論

商品内容

要旨

身体全体がふくれあがるような日々だった。―一九五九年に、友人の誘いで訪ねた沖縄本島、久高島、宮古島、石垣島、竹富島。そして、六六年に久高島を再訪、十二年に一度の神事に立ち会う。沖縄に恋をした芸術家の日本再発見の旅。著者撮影の口絵写真七六点を収録。毎日出版文化賞受賞作。

目次

沖縄の肌ざわり
「何もないこと」の眩暈
八重山の悲歌
踊る島
神と木と石
ちゅらかさの伝統
結語
神々の島 久高島
本土復帰にあたって

出版社・メーカーコメント

一九五九年と六六年、二度の沖縄滞在による日本再発見の記録。著者撮影の写真七六点を収録。毎日出版文化賞受賞作。〈解説〉岡本敏子/外間守善/赤坂憲雄

著者紹介

岡本 太郎 (オカモト タロウ)  
1911年、東京生まれ。岡本一平・かの子の長男。29年渡欧。パリ大学で哲学・社会学・民俗学を専攻、ジョルジュ・バタイユらと交わり、芸術運動に参加する。38年、国際シュルレアリスム・パリ展に招かれ「傷ましき腕」を出品。開戦により40年に帰国。戦後、現代芸術の旗手として次々と話題作を発表する。54年、ヴェネチア・ビエンナーレに日本代表として出品。以後、東京都庁舎の十一面の陶板壁画、数寄屋橋公園の「若い時計台」、東京オリンピック公式参加メダル他数々のモニュメント・壁画等を創作。七〇年、大阪万国博覧会の「太陽の塔」で世界の注目を集める。九六年一月、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)