机の下のウサキチ
出版社名 | 偕成社 |
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出版年月 | 2024年5月 |
ISBNコード |
978-4-03-610210-5
(4-03-610210-9) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 222P 22cm |
商品内容
要旨 |
ひとりでるすばんをしていた小学生の一平。おじいちゃんの書斎の、古い机の下にもぐりこむといつのまにか、ふしぎな野原にまよいこんでいた。そこでであった大きなウサギ、ウサキチは一平をキョチとよび、キョチをずっとまっていたこと、そしてそこはキョチの国だという。ふたりは、ウサキチがなくした、はねる力をとりもどすため、さいはて山へ旅に出る。心はずむ岡田淳の冒険ファンタジー。 |
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出版社・メーカーコメント
ずっと、まっていたんだよここはきみの国、いっしょに冒険にでかけよう大雨の日、ひとりでるすばんをしていた小学生の一平。おじいちゃんの書斎の、古い机の下にもぐりこむといつのまにか、ふしぎな野原にまよいこんでいた。そこでであった大きなウサギ、ウサキチは一平をキョチとよび、キョチをずっとまっていたこと、そしてそこはキョチの国だという。ふたりは、ウサキチがなくした、はねる力をとりもどすため、さいはて山へ旅に出る。心はずむ岡田淳の冒険ファンタジー。「おそかったじゃないか。」と、ウサギは、したしいともだちに不平をいうようにいった。「おそかった……?」ぼくは、おずおずとたずねた。「いつまでまたせれば気がすむんだろって思っていたよ。」「あのう、いつからまっていたの?」「ずうっと、だよ。ずうっと。」「ええっと、きみは、だれ?」ウサギはもういちど目をまるくした。「ウサキチじゃないか。きみがなまえをつけてくれたんだよ。わすれちゃったのか、キョチ。」(本文より)