• 本

ごんぎつね でんでんむしのかなしみ 新美南吉傑作選

新潮文庫 に−35−1

出版社名 新潮社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-10-105161-1
4-10-105161-5
税込価格 572円
頁数・縦 212P 16cm

商品内容

要旨

わずか29歳で夭逝した新美南吉は、美智子上皇后の胸に刻まれた「でんでんむしのかなしみ」や「手袋を買いに」など、多くの心優しい童話と詩を残した。不遇な幼年時代だったが18歳で「ごんぎつね」を発表。その後結核に苦しみながらも、創作の情熱は最期まで衰えなかった。生きることの淋しさを抱えつつ、それでも歩もうとする勇気を、繊細な感性で描いた傑作童話11編と数編の詩を収録した。

目次

ごんぎつね
でんでんむしのかなしみ
花のき村と盗人たち
久助君の話
おじいさんのランプ
和太郎さんと牛
朝は
貝殻

最後の胡弓弾き
手袋を買いに
花を埋める
小さい太郎の悲しみ

春風
疲レタ少年ノ旅

出版社・メーカーコメント

わずか29歳で夭逝した新美南吉は、美智子上皇后の胸に刻まれた「でんでんむしのかなしみ」や「手袋を買いに」など、多くの心優しい童話と詩を残した。不遇な幼年時代だったが18歳で「ごんぎつね」を発表。その後結核に苦しみながらも、創作の情熱は最期まで衰えなかった。生きることの淋しさを抱えつつ、それでも歩もうとする勇気を、繊細な感性で描いた傑作童話11編と数編の詩を収録した。 参考 宮内庁HPより別紙https://wwwkunaichogojp/okotoba/01/ibby/koen−h10sk−newdelhihtml

著者紹介

新美 南吉 (ニイミ ナンキチ)  
1913‐1943。1913(大正2)年、愛知県知多郡半田町(現・半田市)生れ。幼くして母を亡くし、継母を迎え、また養子に出されるなど、複雑で孤独な環境で育った。’32(昭和7)年、18歳の時、「ごん狐」が『赤い鳥』に掲載される。同年、東京外国語学校英語部文科に入学。巽聖歌との親交を深め、北原白秋、鈴木三重吉の知遇を得るが、21歳の年、初めて喀血し一時帰郷。卒業後、再び喀血。24歳で愛知県立安城高等女学校に就職したが、創作意欲は衰えず多くの童話や詩を書いた。主な作品に「ごんぎつね」「手袋を買いに」「最後の胡弓弾き」などがある。初の童話集『おじいさんのランプ』刊行後、29歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)