60歳からの知っておくべき経済学
扶桑社新書 497
出版社名 | 扶桑社 |
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出版年月 | 2024年5月 |
ISBNコード |
978-4-594-09730-1
(4-594-09730-8) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 222P 18cm |
商品内容
要旨 |
正しい経済知識があなたを守る!財政の仕組み、税金、保険、年金、暗号資産、家の購入…。 |
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目次 |
序章 学び直しの姿勢 |
出版社・メーカーコメント
財政の仕組み、税金、保険、年金、仮想通貨、家の購入……正しい経済知識があなたを守る!「人生100年時代」が本格的に訪れる中で、高齢者たちがセカンドライフをより充実させるために、積極的に「学び直し」をする動きが広がっている。向上心のある高齢者にとって、特に役立つ学問の一つが「経済学」だ。なぜなら、経済学を学ぶことで自分の生活で起こっている事象をより深く理解し、物事を捉える視点が大きく変わるからだ。退職金で悠々自適に生活するにしても、余剰資産を運用してお金を増やすにしても、年金だけで細々とやっていくにしても、どんな状況でも経済に関する知識が欠かせない。現代社会では玉石混淆の情報が溢れていて、老後の豊かな生活を送るためにはどうすればいいのか、という問いに対する答えを探すのは容易ではない。そのため、物事を定量的に捉え、理性的に考えることが必要だ。わかりやすくいえば、経済学は人々の資源の生産、分配、消費の過程を研究する学問だ。「マクロ経済学」では、国の経済全体の動向や構造を、国内総生産(GDP)、失業率、物価上昇率、貨幣供給量などを通じて分析する。一方、「ミクロ経済学」では、個々の市場や企業の行動、意思決定を価格、需要、供給、利益最大化などを通じて研究する。これらを専門的に考えようとすると、数式が必要になるため、文系出身者には少しハードルが高い。そのため、本書ではできるだけ基礎的なデータを使い、シンプルな言葉で説明するように心がけた。本書を読むことで、大人として知っていて当然の経済の仕組みを学び直し、孫にも得意げに教えることができるくらい、理解度が深まれば幸いである。高橋洋一 (本書 はじめに より)