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闘争のインターセクショナリティ 森崎和江と戦後思想史

出版社名 青土社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-7917-7642-9
4-7917-7642-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 339,4P 19cm

商品内容

要旨

出逢い、聞き、書き記す。森崎和江の仕事をまなざすと、その思想にインターセクショナリティの萌芽を見出すことができる。フェミニズムやポストコロニアル思想などの系譜を繙くことで浮かび上がるものは何か。戦後思想史を更新する、俊英による画期の書。

目次

序章 交差する集団
第1章 翻訳としての聞き書き―『まっくら』というはじまりについて
第2章 非所有を所有する、あるいは女たちの新しい家
第3章 流民を書く、土地とともに書く―労働力流動化と“運動以後”の時代に
第4章 抵抗の地図―沖縄闘争と筑豊
第5章 「ふるさと」の「幻想」―流民としての「からゆきさん」をめぐって
第6章 方法としての人質―あるいは「自由」をめぐって
終章 森崎和江を書き継ぐ

著者紹介

大畑 凜 (オオハタ リン)  
1993年生まれ。専攻は社会思想、戦後思想。大阪府立大学大学院単位取得退学。博士(人間科学)。現在、日本学術振興会特別研究員PD、大阪大学特任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)