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ふるさとを創った男 唱歌誕生

小学館文庫 い7−7

出版社名 小学館
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-09-408520-4
4-09-408520-3
税込価格 781円
頁数・縦 317P 15cm

商品内容

要旨

「故郷」「朧月夜」「紅葉」等、今なお歌い継がれる文部省唱歌。長い間作者不詳とされたこれらの歌を生んだのは、高野辰之と岡野貞一という2人の男たちであった。これらの唱歌誕生の謎を解くため、「僕」は、長野県飯山の古刹、島崎藤村『破戒』の舞台でもある真宗寺を訪れる。真宗寺は辰之が若き頃、下宿をしていた寺であった。辰之の足取りと共に明らかになる貞一の生涯。さらに、シルクロード探検隊を派遣した大谷光瑞、『椰子の葉陰』のモデルとなった藤井宣正、真宗寺の娘達の人生がクロスする。明治から昭和初期を生きた人々の夢と生涯を描くノンフィクション群像劇。

目次

第1章 いつの日にか帰らん
第2章 思ひいづる故郷
第3章 夢は今もめぐりて

出版社・メーカーコメント

唱歌誕生の影に存在した壮大な人間ドラマ

著者紹介

猪瀬 直樹 (イノセ ナオキ)  
1946年長野県生まれ。’87年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞、’96年『日本国の研究』で文藝春秋読者賞を受賞。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授を歴任。’07年東京都副知事、’12年東京都知事就任。’13年辞任。’15年大阪府・市特別顧問就任。’22年から参議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)