SFマンガで倫理学 何が善くて何が悪いのか
出版社名 | さくら舎 |
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出版年月 | 2024年5月 |
ISBNコード |
978-4-86581-423-1
(4-86581-423-X) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 284P 19cm |
商品内容
要旨 |
現代を理解するには、SF×倫理学が必要だ!手塚治虫『火の鳥』、荒川弘『鋼の錬金術師』、岩明均『寄生獣』、石ノ森章太郎『人造人間キカイダー』、山田胡瓜『AIの遺電子』、竹宮惠子『地球へ…』、伊藤計劃・三巷文『ハーモニー』、萩尾望都『スター・レッド』、士郎正宗『攻殻機動隊』、諌山創『進撃の巨人』―日本の名作SFマンガ21作品から生き方の問いを考える! |
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目次 |
序論 倫理とは、倫理学とは |
出版社・メーカーコメント
現代を理解するには、SF×倫理学が必要だ!SF作品には、現実より科学技術が発展した社会や、現実とかけ離れた世界が描かれている。それを物語として臨場感をもって体験することで、「人工知能が人間を管理することは望ましいのか」「ロボットと人間の境目はどこか」「なぜ環境を守らなければいけないのか」「差別はなぜ悪いのか」「パンデミック下の社会でどう生きるべきか」「不老不死ははたして幸せなのか」といった倫理に関する問いをリアルなものとして考えることができる。また、生成AIの台頭、異常気候、不老長寿など、SFで描かれてきた世界が現実化しつつあるいま、SF作品を倫理学の視点で読むことは、現実に起こりうる問題を考えることでもある。日本には優れたSFマンガが数多くある。本書では21作品を題材に、倫理学の問いを考える。