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ヴィクトリア朝時代のインターネット

ハヤカワ文庫 NF 609

出版社名 早川書房
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-15-050609-4
4-15-050609-4
税込価格 1,210円
頁数・縦 248P 16cm

商品内容

要旨

19世紀、ヴィクトリア女王の治世。モールス符号を用いた電信の登場はかつてない距離を即時に越えるコミュニケーションを可能にし、世界をつないだ。通信社間のスクープ合戦、詐欺やいかさま、オンライン恋愛、ハッキングなど、その社会的影響はインターネットがもたらしたものと驚くほど似ていた!腕木通信を退け電話にいたる、夢想家たちが織りなした発明史に情報時代の起源を見出し、読者のメディア観を刷新する名著。

目次

第1章 すべてのネットワークの母
第2章 奇妙に荒れ狂う火
第3章 電気に懐疑的な人々
第4章 電気のスリル
第5章 世界をつなぐ
第6章 蒸気仕掛けのメッセージ
第7章 暗号、ハッカー、いかさま
第8章 回線を通した愛
第9章 グローバル・ヴィレッジの戦争と平和
第10章 情報過多
第11章 衰退と転落
第12章 電信の遺産

出版社・メーカーコメント

かつてない距離を即時に越えるコミュニケーションを可能にした電信。その発明史と、19世紀の欧米社会に与えた大いなる影響を描く

著者紹介

スタンデージ,トム (スタンデージ,トム)   Standage,Tom
ジャーナリスト・作家。1969年生まれ、オックスフォード大学卒。英『エコノミスト』副編集長。テクノロジー、科学、ビジネスを歴史の観点から論じることを専門とし、『ニューヨーク・タイムズ』『ガーディアン』『ワイアード』などに寄稿する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)