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「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

出版社名 日経BP
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-296-00095-1
4-296-00095-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 303P 19cm

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商品内容

要旨

「うまく伝わらない」という悩みの多くは、「言い方を工夫しましょう」「言い換えてみましょう」「わかってもらえるまで何度も繰り返し説明しましょう」では解決しません。人は、自分の都合がいいように、いかようにも誤解する生き物です。では、都合よく誤解されないためにどうするか?自分の考えを“正しく伝える”方法は?「伝えること」「わかり合うこと」を真面目に考え、実践したい人のための1冊です。

目次

第1章 「話せばわかる」はもしかしたら「幻想」かもしれない(「人と人は、話せばわかり合える」ものなのか?
「話せばわかる」とはどういうことか? ほか)
第2章 「話してもわからない」「言っても伝わらない」とき、いったい何が起きているのか?(「言えば伝わる」「話せばわかる」を裏側から考える
言っても伝わらないを生み出すもの1 「理解」についての2つの勘違い ほか)
第3章 「言えば→伝わる」「言われれば→理解できる」を実現するには?(ビジネスの現場に、日常生活に認知科学をどう落とし込むか
「相手の立場」で考える ほか)
第4章 「伝わらない」「わかり合えない」を越えるコミュニケーションのとり方(「いいコミュニケーション」とは何か?
「コミュニケーションの達人」の特徴1 達人は失敗を成長の糧にしている ほか)
終章 コミュニケーションを通してビジネスの熟達者になるために(ビジネスの熟達者とコミュニケーション
ビジネスの熟達者になるための「直観」)

著者紹介

今井 むつみ (イマイ ムツミ)  
慶應義塾大学環境情報学部教授。1989年慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。94年ノースウェスタン大学心理学部Ph.D.取得。専門は認知科学、言語心理学、発達心理学。共著に『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(中公新書、「新書大賞2024」大賞受賞)などがある。国際認知科学会(Cognitive Science Society)、日本認知科学会フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)