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学校行きたくない 不登校とどう向き合うか

平凡社新書 1058

出版社名 平凡社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-582-86058-0
4-582-86058-3
税込価格 1,100円
頁数・縦 227P 18cm

商品内容

要旨

2022年度の文部科学省の調査では、不登校の児童生徒数は約30万人と過去最多となった。なぜ、これほどまでに不登校は増えてしまったのか。学校の魅力の低下、個性重視の風潮、文科省の不登校に対する立場の変化など、そこには、さまざまな要因が絡み合っている。不登校の実態や背景にある心理メカニズムを探り、その理解や支援のために何が必要かを考える。

目次

第1章 学校に行きたくない、行けない子どもたち(増え続ける不登校
そもそも不登校とは ほか)
第2章 不登校にもさまざまな事情がある(不登校問題の時代的な流れ
学校に居場所がない ほか)
第3章 学校に行かないといけないのか(社会に出る前の準備期間を過ごす場
最低限必要な知識や社会性を身につける場 ほか)
第4章 自分の現状をどうとらえたらよいか(なぜ学校に行きたくないのだろうか
立ち止まって考えるのはけっして悪いことではない ほか)
第5章 周囲はどのように対応すべきか(家族の戸惑い
初期の対応について ほか)

出版社・メーカーコメント

年々増え続ける不登校問題に、親は、学校は、社会は、子供たちとどう向きあえばいいのか。気鋭の心理学者がその解決策を探っていく。

著者紹介

榎本 博明 (エノモト ヒロアキ)  
1955年東京生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。心理学博士。カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授などを経て、現在、MP人間科学研究所代表、産業能率大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)