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図解不祥事のグローバル対応がわかる本

出版社名 中央経済社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-502-49991-3
4-502-49991-9
税込価格 2,530円
頁数・縦 153P 21cm

商品内容

要旨

グローバル企業や上場会社で起きた大規模な不祥事が表面化し、企業価値を大きく毀損する事例が後を絶たない状況下、もはや企業にとって不祥事は、「必ず起きるもの」と正面から向き合うことが不可欠になっていっています。本書では『図解 不祥事の予防・発見・対応がわかる本』『図解 不祥事の社内調査がわかる本』に続く第3弾として、グローバルな事業活動における不祥事対応に焦点を当てています。資本関係のある子会社ないしグループ会社のリスク管理、取引関係にあるサプライチェーンや資金調達を含むバリューチェーンのリスク管理、という2つの側面から検討を加えるだけでなく、「ビジネスと人権」「ESG対応」など昨今日本企業が対応を迫られている新しいトピックについても解説しています。あわせて、グローバルな事業活動において典型的に想定される不祥事の10類型を抽出し、それぞれの類型における最新情報と、対応の実務的な留意点を解説しているのも特徴です。

目次

第1章 グローバルな不祥事のリスク
第2章 グローバルな不祥事への対応(グローバルな不祥事への対応
海外グループ会社におけるグローバルな不祥事への対応
海外サプライチェーンにおけるグローバルな不祥事への対応
海外サプライチェーンにおけるビジネスと人権)
第3章 不祥事の類型別の留意点(架空取引・キックバック
サイバーセキュリティ
マネロン・テロ資金供与
安全保障貿易管理
会計不正・有価証券報告書虚偽記載
品質不正・検査データ偽装
外国公務員贈賄
国際カルテル
国際税務・国税コンプライアンス
非財務(ESG)情報の開示不正)

著者紹介

竹内 朗 (タケウチ アキラ)  
弁護士、公認不正検査士。1990年早稲田大学法学部卒、96年弁護士登録(第48期)、2001〜06年日興コーディアル証券株式会社(現SMBC日興証券株式会社)法務部勤務、06〜10年国広総合法律事務所パートナー、10年プロアクト法律事務所開設、上場会社の社外役員や第三者調査委員会の委員を歴任、23年12月に日本経済新聞社で発表した「企業法務・弁護士調査」の「危機管理・不正対応分野」で総合ランキング第5位に選出
田中 伸英 (タナカ ノブヒデ)  
弁護士、公認不正検査士。2006年早稲田大学法学部卒、09年北海道大学法科大学院卒、10年弁護士登録(第63期)、10〜16年服部昌明法律事務所勤務、16年8月〜19年11月Assegaf Hamzah Partners(インドネシア)で勤務、19年プロアクト法律事務所入所。愛知県インドネシアサポートデスクの担当弁護士
前村 浩介 (マエムラ コウスケ)  
公認会計士、公認不正検査士。関西大学商学部卒。2011年太陽ASG有限責任監査法人(現太陽有限責任監査法人)入所。15〜19年Grant Thorntonインドネシアに駐在。21年太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社フォレンジック&サイバー部門に転籍。愛知県インドネシアサポートデスクの担当会計士
中村 和裕 (ナカムラ カズヒロ)  
公認内部監査人、公認リスク管理監査人。東京外国語大学外国語学部卒、東京大学公共政策大学院修了。大手全国紙の記者として司法・行政・企業の取材に従事。外資系リスクコンサルティングファームを経て、太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社に参画。ビジネス・リスク・サービス部門にて、グループガバナンス・海外子会社管理やリスク管理のコンサルティング、ESG監査を含む内部監査支援に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)