ナチス逃亡者たち 世界に潜伏、暗躍したスパイ・武器商人
出版社名 | 朝日新聞出版 |
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出版年月 | 2024年5月 |
ISBNコード |
978-4-02-251987-0
(4-02-251987-8) |
税込価格 | 3,960円 |
頁数・縦 | 381,63P 20cm |
商品内容
要旨 |
「第四帝国の誕生」「第二のホロコースト発生」西側諸国が抱いた、ありえない恐怖と過度の警戒感が、糾弾すべきナチスの像をゆがめていった。ナチスを反共主義者と信じて重用したCIC(米陸軍防諜隊)、BND(西独連邦情報局)。アラブ諸国の情報を得るためナチスを雇ったモサド。西側に浸透すべくナチスを利用した東ドイツのシュタージやソ連のMGB(国家保安省)。ナチスを反ユダヤ主義者と見込んで招き入れたシリア、エジプト。雇われたナチスが身勝手な行動に走るなか、漁夫の利を得たのは―。日本の読者のための著者による書き下ろし解説も収録。 |
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目次 |
第1部 凋落と復活(荒れ地 |
出版社・メーカーコメント
地の果てまで追い詰めると戦勝国が誓ったナチ戦犯。だが戦後早々、西独、CIAや西側情報機関で元ナチは重用された。冷戦期、元ナチ残党が世界で引き起こした混乱の実態をモサド未公開史料、元スパイへのインタビューなどから描き出す。