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新さかなの経済学 漁業のアポリア

出版社名 日本評論社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-535-55978-3
4-535-55978-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 353P 19cm

商品内容

要旨

まぐろ、サーモン、うなぎ…好きなときに好きなだけ食べたい!漁業・水産業に立ちはだかる難問、アポリアに迫る。

目次

漁獲量はなぜ減ったのか:マイワシ・バブル
規制改革:サバのIQ
漁業権:桃浦牡蛎の陣
所得向上に大義はあるか:漁業者という資源
外国人労働者:敵か味方か
魚市場の謎:車海老の製品差別化
生物多様性:ご当地サーモンがやってきた
資源ナショナリズム:マグロは誰のものか
SDGs:太平洋島嶼国はカツオ海道
絶滅危惧種:ウナギの親子市場と外部不経済
肉と魚:消費者の魚離れ
魚あら:ゴミを宝に
成長産業化:スマート漁業への期待

出版社・メーカーコメント

日本の漁業の生産量・生産額はこの30年減り続けている。魚の消費量もこの20年右肩下がりだ。漁業の未来への活路はあるのか。

著者紹介

山下 東子 (ヤマシタ ハルコ)  
1957年大阪生まれ。1980年同志社大学経済学部卒業。1984年シカゴ大学大学院経済学研究科修士取得。1992年早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(学術)広島大学。明海大学経済学部教授、大東文化大学経済学部教授等を経て、現在、大東文化大学経済学部特任教授。この間、水産政策審議会会長、総合海洋政策本部参与、千葉海区漁業調整委員会委員等を務め、現在、国土審議会離島振興対策分科会特別委員等を務める。2019年度水産功績者表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)