夜叉の都
文春文庫 い100−7
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2024年6月 |
ISBNコード |
978-4-16-792232-0
(4-16-792232-0) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 461P 16cm |
商品内容
要旨 |
建久10(1199)年、源頼朝と北条政子の長男・頼家が将軍職を継ぎ、13人の重臣による合議制が敷かれた。だが、政子の弟・義時らは酒色に溺れる頼家の排斥を主張する。そして政子は頼家に毒を盛るのだった。頼朝亡き後巻き起こる激しい政争の中、夜叉のごとき苛烈さで幕府を守った尼将軍政子を描く歴史巨編。 |
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出版社・メーカーコメント
こんな美しい日に、私は息子を殺すのだ−−。建久10年(1199)、源頼朝と北条政子の間の息子・頼家が将軍職を継いだ。だが頼家は酒色に興じ、その期に乗じ、政子の弟・北条義時は頼家の側近の梶原氏の失脚を画策する。さらに北条家の危機を避けたい義時と政子の父・時政は頼家の排斥と実朝の将軍擁立を主張、政子は武士の府を守るため、自ら頼家に毒を盛り、最終的に頼家は謀殺される。頼朝亡き後、弟・義時とともに、多くの政敵を滅ぼしていく北条政子。“夜叉のごとき”苛烈さで幕府を守り抜いた政子を描く迫力の歴史巨編。