• 本

恋と誤解された夕焼け

出版社名 新潮社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-10-353813-4
4-10-353813-9
税込価格 1,430円
頁数・縦 93P 19cm

商品内容

文学賞情報

2024年 第32回 萩原朔太郎賞受賞

要旨

好きだと思う瞬間、流れ星になる。人間のあらゆる感情は美しい言葉となる。詩の沃野の最尖端を疾走し続ける43篇。

目次

流れ星の詩
浜辺の詩
透明な水
大晦日の詩
天国は秋の季語
放課後婚
つらら
星座卿
赤色の詩
薔薇
讃美歌

紫陽花の花束
世界線
川じゃない
死なば諸共とろろ
戦争
生前の夏
氷の詩
窓際の詩〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

コトバの最尖端を疾走し続けてきた詩人が新たな沃野に向かう第12詩集! 《だから空がとても赤く燃えている。ぼくは愛されたい。》−−今、ここにいる私たちの魂の秘密は、詩のコトバによってしか解き明かすことができない。《どこからなら、きみを連れ去る神様の手のひらがやってきても平気か、教えて。水平線か、地平線?》生命と世界の光と影をあますところなく照らし出す決定的な42篇。

著者紹介

最果 タヒ (サイハテ タヒ)  
詩人。1986年生まれ。2004年よりインターネット上で詩作をはじめ、翌年より「現代詩手帖」の新人作品欄に投稿をはじめる。2006年、現代詩手帖賞受賞。2007年、第一詩集『グッドモーニング』を刊行。同作で中原中也賞を受賞。以後の詩集に『死んでしまう系のぼくらに』(現代詩花椿賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)