赤虫村の怪談
創元推理文庫 Mお17−2
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2024年5月 |
ISBNコード |
978-4-488-45122-6
(4-488-45122-5) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 374P 15cm |
商品内容
要旨 |
愛媛県の山間部にある赤虫村には、独自の妖怪伝説が存在する。暴風を呼ぶ「蓮太(はすた)」、火災を招く「九頭火(くとうか)」、無貌の「無有(ないある)」、そして古くから伝わる“クトル信仰”。フィールドワークのために訪れた怪談作家・呻木叫子は、村の名家である中須磨家で続く、妖怪伝説の禍を再現するかのような不可能状況下での連続殺人を調査することに。第17回ミステリーズ!新人賞受賞者による初長編。 |
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出版社・メーカーコメント
山間部にある過疎の村・赤虫村には、村独自の奇怪な妖怪伝説が伝わっていた。黄色い雨合羽を着た暴風を呼ぶ「蓮太」、火災を招く「九頭火」、寺の境内に現われる無貌の「無有」、海水で人を溺死させる「苦取大明神」−−フィールドワークのためにこの村を訪れた怪談作家・呻木叫子は、この村独自のクトル信仰を調べるために訪れたが、後に村の名家・中須磨家を襲った不可能状況下での殺人を耳にし、再び彼の地に足を踏み入れる。