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黒牢城

角川文庫 よ23−21

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-04-114722-1
4-04-114722-0
税込価格 1,056円
頁数・縦 523P 15cm

商品内容

要旨

本能寺の変より四年前。織田信長に叛旗を翻し有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起こる難事件に翻弄されていた。このままでは城が落ちる。兵や民草の心に巣食う疑念を晴らすため、村重は土牢に捕らえた知将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めるが―。事件の裏には何が潜むのか。乱世を生きる果てに救いはあるか。城という巨大な密室で起きた四つの事件に対峙する、村重と官兵衛、二人の探偵の壮絶な推理戦が歴史を動かす。第166回直木賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

本能寺の変より四年前。織田信長に叛旗を翻し有岡城に立て籠った荒木村重は城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため村重は土牢の囚人・黒田官兵衛に謎を解くよう求める−−。

著者紹介

米澤 穂信 (ヨネザワ ホノブ)  
1978年岐阜県生まれ。2001年、第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞を『氷菓』で受賞しデビュー。11年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、14年『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞。21年刊行の本作で第12回山田風太郎賞並びに第166回直木三十五賞、第22回本格ミステリ大賞を受賞。さらに主要年間ミステリランキングすべてで1位を獲得し、史上初の4冠を達成した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)